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ハーゼ [楽器]

昨日の記事の楽器には、表面板にハーゼが入っています。私の所有している楽器では初めてです。
ハーゼについては、リュートの奇士さんのブログに詳しい記事が載っていますので、宜しければそちらをご覧下さい。

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改めて、表面板の写真を撮影してみました。お分かりになりますでしょうか?

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赤で印をつけてみました。

音に影響があるのかどうかは、正直なところ良く分かりません。
私自身は「楽器の模様の一つ」と考えています。
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ルネサンスリュート(Renaissance Lute) その5 [楽器]

この1週間、強化練習と録音に使ったリュートです。

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この楽器は1999年に、スコットランドのDallas Sutherlandさんが製作しました。弦長は61.5cm。表面板はスプルースで、ハーゼ(表板に木目と直行するようにはしる模様)が入っています。裏板はメープルとウォールナットのストライプで、ネックも同様の材料で装飾されています。指板は黒檀で、ヘッドにも黒檀が張られています。

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サウンドホールも非常に美しく彫られています。

以前記事にしたオルファリオンと同時期に作成されており、楽器を構えたときの感じが良く似ています。イギリスの曲を弾くときに使い分けると、面白いかもしれません。

なんとか扱いにもなれたので、11月の本番は、これで出ようと思っています。

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戦果 [楽器]

昨日の戦果です。

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調整いただいた5コースギター。コース間の幅が狭くなり、弦高を低くしていただいたので演奏しやすくなりました。

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新旧のナットの比較です。下が元々付けられていたものです。大きく変わっているのがお分かりになりますでしょうか。

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ギター用のブリッジピンです。向かって左が黒檀、右がローズウッドで作られています。綺麗なので19世紀ギター用として購入しました。(ギターのブリッジピンは基本的に、19世紀から今まで規格が変わっていないのです)
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5コースギター(18世紀後半仕様) [楽器]

3週間ほど前に、もう一つ5コースギターを入手しました。

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この楽器は、20世紀初頭にドイツで製作された、バロック風(あるいはビウエラ風)のギターです。当初は6単弦だったのですが、2010年に大改修され、18世紀後半仕様の5コースギターとして生まれ変わりました。
弦長は63.5cm。表面板はスプルース、指板は黒檀です。裏板と横板はメープル。表面板は象牙でバインディングがなされています。

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製作者の銘はありませんが、ヴォルフ商会(1933年)のラベルが貼られています。

18世紀に作られたオリジナルのギターは数回触ったことがあるのですが、このギターはオリジナル楽器と音の出方が非常に良く似ています。音量はそれほどありませんが暖かく通る音で、弾いていると気分が良いです。
近日中に録音をアップロードしたいと思います。

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(2010.04.05追記)


この楽器のサンプル録音です。曲はGaspar Sanzの教則本より"Canciones(歌)"です。いつも拙い演奏ですいません。
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オタマトーン購入 [楽器]

以前の記事で取り上げたオタマトーンを購入しました。

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不安定な音程が素敵です。かなり遊べそうです。
Youtubeなどに上がっているサンプル動画のように演奏するには、時間がかかりそうです(^_^;)
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