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オクターヴスピネット [楽器]

三創楽器製作所オクターヴスピネットの試作品を、安価で譲っていただきました。
私はチェンバロがずっと好きだったので、入手できて大変うれしいです。

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小さな軽い楽器で、簡単に持ち運べます。
机の上に乗せて演奏すると、楽器だけではなく机や床まで共鳴するので、かなり音量があります。

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譜面立てをつけたところ。

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鍵盤の幅は通常サイズのチェンバロと同じです。(奥行きは半分ほど)
弾いていると、リュートの弦をはじいているような気分になりました。かなり柔らかいタッチに設定して下さったのでしょうか。

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ハードケースの中にしまいこんだ状態です。綺麗で頑丈なつくりです。重量はかなりありますが、大人の男性なら普通に持ち運ぶことが出来ます。
その気になれば、さすらいのチェンバロ愛好家になれるかもしれません(笑)

さて、先生を探さなければ…
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ルネサンスギター(Renaissance Guitar) その2 [楽器]

愛用のルネサンスギターは、他の方に貸し出すことが多いです。
曲が弾けなくなるのはどうにも寂しいので、もうひとつルネサンスギターを入手しました。

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この楽器は2010年10月(この記事から1週間前)に、イギリスの楽器製作家Oliver Wadsworthさんが製作しました。弦長は53cm。表面板はスプルース、裏板と横板はチェリーのストライプになっています。ネックもチェリーです。

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ペグボックスには、ライオンヘッドの装飾をしていただきました。

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サウンドホールには、ペア(梨)と羊皮紙による飾りがなされています。
楽器全体が非常に丁寧に作られており、職人の技を感じさせられます。

少し演奏してみましたが、弦高も適正で弾きやすい楽器です。
この楽器のサンプル録音をあげておきます。



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ギター退院 [楽器]

修理に出していた19世紀ギターを引き取ってきました。
修理作業は一週間以上前に終わっていたのですが、私の都合で受け取りは本日になりました。

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ブリッジが綺麗に再接着され、形状が改善されてブリッジの重量が軽くなりました。写真でお分かりになるように、ブリッジピンが収まっているあたりが、逆アーチ型に削られています(従来は平ら)。これにより、音量がずいぶん改善されました。
また、表面板のニスが薄くなっていたので、塗りなおしをしていただきました。

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予備の弦と、「ブリッジピン抜き」をサービスにつけていただきました。至れり尽くせりで嬉しいです。
信頼できる製作家さんが近場に居るので、本当に心強く思います。
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ブリッジがとんだ19世紀ギター [楽器]

昨晩の就寝前、楽器置き場から「ボン」という異音がしました。
翌朝(つまり本日)、楽器を一つ一つ点検してみると、19世紀ギターのブリッジが剥がれていました。

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当初はショックで口も利けませでしたが、気を取り直して製作家さんに連絡を取ったところ、快く修理を引き受けてくださいました。
故障の原因は、ニカワの劣化が疑われるそうです。だいたい150年くらいで劣化するとの事。
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5コースギターの帰還 [楽器]

調整に出していた5コースギターが戻ってきました。

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ナットとボディフレットを調整していただいたので、ビリ付きが全くなくなりました。
これで安心して弾けます。中断していたGaspar Sanzの曲の練習を再開します。
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