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Fronimo [書籍]

"Fronimo(フロニモ)"は、ヴィンチェンツォ・ガリレイ著作の音楽書です。彼の音楽理論(旋法・対位法など)が主なテーマで、リュートの奏法や編曲、調律などにまで話が及んでいます。曲もたくさん収録されています。

ずいぶん前にこの本の英語訳を入手していたのですが、それを解読しているうちに日本語訳が出版されたので、さっそく購入しました。

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かなり読み応えがありそうです。年末年始の休みでおおよその内容が把握できますように。
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もっと!阪急ハイキング [書籍]

「もっと!阪急ハイキング」を購入してきました。

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阪急や神戸電鉄、阪神の駅から歩いて楽しめるコースを紹介しています。今年の3月に発売されていたようですが、ようやく存在に気が付きました。
ハイキングコースだけではなく、歴史をたどるウォーキングコースも紹介されています。私は気候が良くなると外を歩き回るので、とても心強い味方です。地図が大きいので使いやすそうです。

本の隣にあるのは、おまけで貰った携帯用の箸とスプーンです。
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添田唖蝉坊 [書籍]

添田唖蝉坊は、19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて活躍した演歌師です。
私は彼の残した歌が好きです。歌詞の著作権は切れていますので、一つだけ紹介します。

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あきらめ節

地主金持はわがまま者で 役人なんぞは威張る者
こんな浮世へ生れてきたが わが身の不運と あきらめる

お前この世に何しに来たか 税や利息を払うため
こんな浮世へ生れてきたが わが身の不運と あきらめる

苦しかろうがまた辛かろうが 義務は尽くさにゃならぬもの
権利なんぞを欲しがる事は、できぬものだと あきらめる

たとえ姑(しうと)が鬼でも蛇でも 嫁は柔順(すなお)にせにゃならぬ
どうせ懲役するよなものと 何も言わずに あきらめる

借りたお金は催促されて 貸したお金は取れぬもの
どうせ浮世はこうしたものと わたしゃ何時でも あきらめる

米は南京お菜(かず)はひじき 牛や馬ではあるまいし
朝から晩までこき使われて 死ぬよりましだと あきらめる

どうせこの世は弱い者いじめ 貧乏泣かせだ是非もない。
こんな浮世へ生れてきたが わが身の不運と あきらめる

長い者には巻れてしまえ 泣く子と地頭にゃ勝たれない
貧乏は不運で病気は不幸 時よ時節と あきらめる

あきらめなされよ、あきらめなされ、あきらめなさるが無事であろ
私ゃ自由の動物だから あきらめられぬと あきらめる
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この歌は、日本の初期のフォークシンガーである高田渡が歌っていたことで知られています。


添田唖蝉坊について知りたい方は、下記の本を入門編としてお勧めします。

流行り唄五十年 唖蝉坊は歌う 小沢昭一 解説・唄 (朝日新書 105)

流行り唄五十年 唖蝉坊は歌う 小沢昭一 解説・唄 (朝日新書 105)

  • 作者: 添田 知道
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/04/11
  • メディア: 新書


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こころの処方箋 [書籍]

仕事や人間関係が詰んでくると読む本です。

こころの処方箋 (新潮文庫)

こころの処方箋 (新潮文庫)

  • 作者: 河合 隼雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/05
  • メディア: 文庫


余裕がないときに読むと、人間関係の軋みのメカニズムが見えてくるような気がします。私にとっては、ちょっとした精神安定剤代わりになっていますす。

虫の声が窓越しに聞こえてきました。秋は確実に近づいてきています。
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Thysius Lute book到着 [書籍]

オランダリュート協会に注文していた"Thysius Lute book"が届きました。

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7月頭に送料込みの値段を聞いていたのに、うっかり注文をし忘れていて、8月下旬にあわてて手続きを取ったので、本日の到着となりました。

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美しい装丁で、開封するのをためらってしまいます。(それでは意味がないのですけど(^_^;))
さて、何を弾いてみましょうか・・・
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