ギター入院 [小旅行・風景]
ブリッジが剥がれたギターを、製作家さんの工房へ直接持ち込みました。
一番手前のギターがそうです。
今回の修理持ち込みで分かった事を、以下に書きます。
1.制作年代は1840年代の可能性が高い。但し、内部構造は1830年代以前のスタイルと思われる。
2.表面板のブレイシング(力木)の配置がリュートに近い。
3.裏板のブレイシングは外れかけている可能性がある。(が、まだ大丈夫)
4.ブリッジとブリッジの右側の装飾は、オリジナルではなく後世の作。(年代は不明だが、かなり前)
ブリッジの出来があまり良くないそうで、形状を直す事になりました。
「私から見ると、これは壊れたうちに入らない」と、製作家さんが笑うくらい綺麗に剥がれているのもあって、1週間くらいで修理が終わるそうです。
お邪魔したついでに、工房にあったギターを弾かせてもらいました。
写真の一番奥にある、ラプレヴォットスタイルの音が特に素晴らしかったです。
でも私の出す音は、ギターではなくリュートの音になっていたようです(^_^;)
一番手前のギターがそうです。
今回の修理持ち込みで分かった事を、以下に書きます。
1.制作年代は1840年代の可能性が高い。但し、内部構造は1830年代以前のスタイルと思われる。
2.表面板のブレイシング(力木)の配置がリュートに近い。
3.裏板のブレイシングは外れかけている可能性がある。(が、まだ大丈夫)
4.ブリッジとブリッジの右側の装飾は、オリジナルではなく後世の作。(年代は不明だが、かなり前)
ブリッジの出来があまり良くないそうで、形状を直す事になりました。
「私から見ると、これは壊れたうちに入らない」と、製作家さんが笑うくらい綺麗に剥がれているのもあって、1週間くらいで修理が終わるそうです。
お邪魔したついでに、工房にあったギターを弾かせてもらいました。
写真の一番奥にある、ラプレヴォットスタイルの音が特に素晴らしかったです。
でも私の出す音は、ギターではなくリュートの音になっていたようです(^_^;)
2010-09-24 22:00
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コメント(6)
「これは壊れたうちに入らない」というのは分かる気がします。
表面板を破損することなく綺麗に剥がれていることは前回の写真で分かりました。設計どおりにヒューズが飛んだのではないでしょうか。
製作家のポリシーと知見、工作技術のおかげだと思います。
by かきとし (2010-09-25 11:48)
>かきとしさん
コメント有難うございます。
残念ながら、ブリッジの修復者はZ.T.Purday(ギターの原作者)よりスキルが大幅に落ちるようで、そこまで考えては居なかったようです。製作家さんも「これはちょっと…」と仰っていました。
今回は、その部分の修正も含めた修理をしていただけます。楽しみです。
by くーぷらん (2010-09-25 21:51)
製作家の方の言葉は説得力がありますね。
修理後の音がどう変わるか楽しみですね。
by nyankome (2010-09-26 00:57)
よかったですね。
まだまだ現役で活躍できる、ということなんですね。
by ナツパパ (2010-09-26 21:36)
>nyankomeさん
nice!&コメント、有難うございます。
昨日、修理完了のお知らせが来ました。9日にとりに行く事にしました。
楽しみです。
by くーぷらん (2010-10-02 12:53)
>ナツパパさん
nice!&コメント、有難うございます。
次の世代に伝えたいギターです。あと数百年頑張ってもらいます(笑)
by くーぷらん (2010-10-02 12:54)